W-CDMAにおけるパイロットコヒーレントRAKE受信の室内伝送実験特性

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
マルチスロットのパイロットシンボルを重み付き平均化するチャネル推定法(WMSAチャネル推定法)を用いるコヒーレントRAKE受信の室内伝送実験による特性評価を行った.伝送実験結果から, 4スロット分のパイロットシンボルを用いる(K=2)WMSAチャネル推定法は1次内挿補間チャネル推定法に比較して平均BER=10^<-3>を満たす所望Eb/Noを約0.7-1.0dB低減でき、fD=320Hzまでの高速フェージングに対して良好な追従性を有することがわかった.また, 畳み込み符号とRS符号を用いる連接符号化を用いることにより, 畳み込み符号化のみの場合に比較して所要Eb/Noを低減することができ, 2ブランチアンテナダイバーシチを用いた場合, IIL=10ms, OIL=200msのとき、平均Eb/No=5dBで平均BER=10^<-6>以下を実現できることを示した.
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-04-24

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク