第1次視覚野における神経細胞の反応特性を説明するモデル
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概要
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本論文の目的は、第1次視覚野で見つかっている単純型細胞(simple cell),複雑型細胞(complex cell)のモデルを提案する事である。ここで述べるモデルでは単純型細胞と複雑型細胞の構造が非常に良く似ていて、外側漆状体(LGN)からの直接の結合が重要な役割を果たしている。これは、Hubel,Wieselらが提案した"LGN→単純型細胞→複雑型細胞"という階層型モデルとは大きく異なることである。また、モデルのいくつかの構成要素を操作することによって、実際の脳内に存在する長距離水平結合、超単純型細胞などが持つ機能の可能性を明らかにすることができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-28
著者
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