3次元ディジタル画像の局所パターンの計数および連結指数の分布について

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概要

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本論文では, 3次元ディジタル画像(3D画像)における可能な3×3×3局所パターンをすべて数え上げ,それらの個数を上記の局所統計量である連結指数の可能な値ごとに分類してパターンの個数を与える.更に適当な対称変換のもとで同一である,すなわち互いに何らかの意味で対称なパターンを同一とみなしたときのパターンの個数も与える. また,特徴的なパターンについてはその具体的な形も示す. これらの結果は,最近医用画像を中心として応用が急増している3D画像の認識・理解の分野において,細線化や薄面化などの3D局所処理のアルゴリズムの設計,3D形状特徴の導出およびそれらの実行の際の計算量の評価のための基礎資料を与えるものである. また,その一部は先に筆者らが与えた理論的な結果の一部に対する数値例による検証になっている.
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-07-25

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