空間認識能力向上のための立体表示システム(collaborationとagent技術/一般)
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概要
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空間認識能力にはふたつの側面があると考え, 本論文では, その両側面を活用するシステムを提案する. 実物体である立方体の側面にシルエットを描き, それをコンピュータに登録することで仮想物体を生成し, カメラにより撮影された実空間映像内の立方体にリアルタイムにオーバーレイ表示する. シルエットから物体の形状を推測することにより, 任意視点の様子から全体の様子を推測する能力の活用を促す. そして, 実物体の形状を観察し, シルエットを描くことにより, 全体の様子から任意視点の様子を推測する能力の活用を促す. さらに, 学習者が自ら創造した物体の形状をシルエットとして描くという創造的学習を加えることで学習意欲を高め, 仮想物体を実空間映像にオーバーレイ表示することにより, 高い学習効果が期待される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-02-26
著者
-
中村 直人
千葉工業大学
-
林 大作
千葉工業大学大学院情報科学研究科
-
高村 壮幸
千葉工業大学大学院 情報科学研究科
-
菅原 章
千葉工業大学大学院情報科学研究科
-
菅原 章
千葉工業大学 情報ネットワーク学科
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