マクロブロックの優先度を用いたリアルタイム動画像通信に関する検討

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概要

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インターネットなどの公衆ネットワークでは, その負荷状況(混雑度)によって, パケットが途中で欠落する可能性がある.TV電話やTV会議などのリアルタイム動画像通信においては, 欠落したパケットの再送処理を行わないため, パケット欠落が画質に深刻な影響を及ぼす.また, 動画像では情報量の圧縮のため, フレーム間符号化を行っている.そのためデータが途中で欠落したりすると誤り伝播を起こす.本研究では, 動画像の動き情報を利用して画像圧縮時のマクロブロックに優先度を設定し, その優先度に基づいて通信方法を最適化することで, パケット欠落の影響を大きく低減する手法を提案する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-02-25

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