SIPシグナリングを利用したEnd-to-Endセキュア通信(セッション3)

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概要

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End-to-Endセキュア通信のためには,ユーザの公開鍵証明書や事前共有鍵による相互認証処理などが必要である.しかし,任意ユーザとのEnd-to-End通信では,ユーザの鍵管理等の課題が存在する.本稿では,アドレス検索,通信要求を含むEnd-to-Endセキュア通信のための処理について,セキュアSIPシグナリングを利用した処理方式を提案する.本提案方式は,ユーザ相互認証に,セキュアSIPシグナリング確立時のユーザ〜SIPサーバ間,SIPサーバ間の信頼関係を利用する.それにより,ユーザ側の公開鍵証明書を必要としない等の認証処理を効率化できる.また,End-to-Endセキュア通信のための鍵交換も,セキュアSIPシグナリングを利用することで,処理を効率化できる.
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-02-27

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