繭・米の「生産費」調査統計への女性労働の反映
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study is to observe the statistical change of the relationship between women and sericulture which has heretofore been believed very close in the study of folklore as well as history. The data studied were"Cocoon Production Cost"and"Rice Production Cost"published by the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries of Japan. The results are as follows : 1)The Cocoon Production Cost shows the division of work per process : the total working hours of men and women as well as the hours put in only by women, while, on the other hand, the Rice Production Cost shows no division of work. 2)The hours put in by women in sericulture are longer than by men, the fact of which is quite contrary to the case of rice farming. It should be pointed out that women specialize in the process of raishing silkworm. 3)Mechanization of farming has helped reduce working hours of sericulture, and women's working hours have been reduced accordingly. The women engaged in sericulture may be called sericulture experts. Those administrative divisions related to sericulture should realize the important roles played by women, and extend assistance to the women engaged in sericulture, especially, promoting women's entrepreneurship.
- 社団法人日本家政学会の論文
- 2001-09-15
著者
関連論文
- 2008年日本農村生活学会研究大会ラウンドテーブルの報告
- クラーラ・ツェトキーンとローザ・ルクセンブルク : ローザ・ルクセンブルク没後90年に寄せて
- 地域における高脂血症のための栄養教育
- 栄養士校外実習の学習効果に関する検討 : 食物科学科における「総合演習」のあり方
- 栄養士養成施設卒後就職者の動向調査 : 昭和女子大学食物科学科卒業生を対象として
- タイ・カンボジア・日本の行動者平均生活時間のジェンダー比較 : 新4大生活時間行動分類による考察
- 障害者雇用支援の国際比較のために : 国際的動向及び日本における研究を中心に
- 日本の障害者雇用における男女差の検討 -労働省「平成10年度障害者雇用実態調査」を中心に-
- 東京都世田谷区在住の夫妻の生活時間と生活様式-1990年生活時間調査から-(第4報) : 場所別・一緒に居た人別にみた夫妻の生活時間
- 東京都世田谷区在住の夫妻の生活時間と生活様式 : 1990年生活時間調査から(第3報)夫妻の家事責任の共同化をめぐる実態と意識
- 東京都世田谷区在住の夫妻の生活時間と生活様式 : 1990年生活時間調査から(第2報)自由時間と趣味・スポーツ・社会的活動
- 東京都世田谷区在住の夫妻の生活時間と生活様式 : 1990年生活時間調査から (第1報) 調査対象と生活時間調査の概要
- 講演1 国連第四回世界女性会議「行動綱領」時代の「家庭生活・家庭経営」領域 (家庭科教育セミナー'96これからの家庭科の内容と指導法(4) : 小・中・高一貫の家庭生活・家庭経営の教育)
- 家族経営協定に関心を持つ日本の農業者夫妻の生活時間配分 : 1999年調査から
- 東京都世田谷区在住雇用労働者夫妻の生活時間 : 1995年調査 (第1報) 目的・方法・結果の概要
- 家事労働に関連する1980年代のU. S. A.の学位論文
- 日本の現行政府家計統計における農家家計統計の位置 - ジェンダー視点からの検討 -
- 東京都世田谷区在住雇用労働者夫妻の生活時間 : 1995年調査 (第2報) サービス残業を含めた労働時間と休日・休暇の実態
- 他の生活時間との関係からみた社会的・文化的生活時間の現状
- 農家家族における男女共同参画社会意識の現状 : 2005年山口県家族経営協定締結者全数調査を用いて
- 家族経営協定締結家族の女性の地位に関する調査概要 : 2005年山口県協定締結者全数調査結果から
- 農家家族における家族経営協定の課題 : 協定締結に至らない家族の事例分析
- 東京都世田谷区在住雇用労働者夫妻の生活時間-2000年調査 : 調査方法および主な結果の考察
- 東京・ソウル・北京における雇用労働者の生活時間のジェンダー比較
- 経済開発の中での食料の生産と消費における女性 : 日韓統計のジェンダー分析
- 女性聴覚障害者の生活経営と生活主体形成
- 農業における女性の労働に関連する英文博士学位論文
- ジェンダー視点からみた農業統計再考(その2)
- ジェンダー視点からみた農業統計再考(その1)
- 繭・米の「生産費」調査統計への女性労働の反映
- 生活時間からみる女性農業者とその夫におけるパートナーシップ1997〜1998年、日本の農業者夫妻の生活時間調査から
- 東京都世田谷区在住雇用労働者夫妻の生活時間 : 1995年調査(第3報) : 組織文化におけるジェンダーロールが生活時間に及ぼす影響
- 企業文化と生活文化の関連 : 家政学における生活文化論の意義
- 高齢者保健福祉ジェンダー統計の有効性(下)
- ジェンダーに区分した高齢者の経済状況の把握
- 介護保険制度下における「介護家事労働」の社会化と生活福祉経営
- 高齢者保健福祉ジェンダー統計の有効性(上)
- 福祉ジェンダー統計の可能性(下)
- 福祉ジェンダー統計の可能性(中)
- 福祉ジェンダー統計の可能性(上)
- 北京女性NGOフォーラム'95と第四回世界女性会議に参加して
- 男性と女性の統計論 : ワークライフバランスを考える(経済学会学術講演会)
- FAOにおける農業ジェンダー統計に基づく農業政策の動向
- 横山文野『戦後日本の女性政策』
- 部会の存在意義(メッセージ,30周年記念)
- 国際家族年にむけて : 家庭経営学にとっての国際家族年
- 仕事と余暇(仕事と余暇,シンポジウム:21世紀の生活をどうみるか,I 1991年家政学原論部会・家庭経営学部会夏期合同セミナー)
- いま,家政学原論に問われるもの : 経済学出身者として家庭経営学領域からの発言(シンポジウム「いま,原論に問われるもの」,1.昭和63年夏期セミナー)
- アウグスト・ベーベルとマリアンネ・ヴェーバー
- 中国国家統計局「都市家計調査」の支出項目分類の変遷の意味
- 生活時間と環境配慮型消費者行動との関係
- 企業におけるファミリー・フレンドリー施策と生活経営
- 3.マレーシア : 家政学視点での旅(I.平成元年夏期セミナー)
- クラーラ・ツェトキーンの女性解放論にみるイスラム,アジア,非資本主義圏の捕捉 : 没後75年によせて
- クラーラ・ツェトキーンとその時代 : 生誕150年記念コロッキウム(ベルリン)によせて
- クラーラ・ツェトキーンと次男コスチャ&ナジャ・ツェトキーン夫妻との文通
- (クラーラ・ツェトキーンと文学)に関する覚書
- 研究と教育の場であった女性文化研究所
- クラーラ・ツェトキーン晩年の私的生活の一断面 : ドイツ連邦文書館SAPMOに残された孫ヴォルフガンクへの手紙を通じて
- 中国国家統計局「家計調査」の収入項目分類の変遷の意味するもの
- 院生教育をふりかえって : まとめと展望
- 社会福祉・社会政策・生活科学の学際性
- 女性文化とジェンダー (女性文化と生活文化)
- ジェンダー明示的家計統計の現状と改善
- 『アジア・太平洋地域の女性政策と女性学』
- 「非労働力」と地域
- 第11分科会 IMF危機後の韓国社会政策報告(座長報告,II テーマ別分科会=報告論文と座長報告)
- コーディネーターまとめ(社会政策学会一〇〇年記念大会公開シンポジウム『ジェンダーで社会政策をひらく-労働・福祉・家族-』)