泌尿器科領域の悪性腫瘍におけるCEAの検討
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概要
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CEA (carcinoembryonic antigen) determinations were performed on 96 patients with urologic disease. The results were compared with 83 patients of disease of another organs which was mainly cancer of digestive tract. CEA of 211 serum and 37 urine samples were determined by "one step sandwich method" which was radioimmunometric assay for serum CEA. By this method, the normal range was 0 to 2.5 ng of CEA per 1 ml of serum, and 0 to 1.5 ng of CEA per 1 ml of urine. CEA was elevated in 28 (62%) out of 45 patients, mean value of CEA was 3.2±2.3 ng/ml in the patients with urologic active cancer. On the other hand, CEA was elevated in 9 (25%) out of 36 patients with benign urologic disease, mean value of CEA was 1.8±1.0 ng/ml in this group. Value of serum CEA in patients with cancers of the lower digestive tract, lung and others was more elevated than the value of CEA in patients with urologic active cancer. CEA determination was performed before and after the therapy for 5 to 10 weeks on the 12 patients with urologic cancer, as value of CEA was almost paralleled with clinical states. In 37 patients, both urine and serum CEA levels were determined. Value of CEA in serum was below 2.5 ng/ml in 25 patients. Mean value of CEA in urine was 0.8±0.3 ng/ml in normal subjects, and 2.2±1.0 ng/ml in 4 patients with urologic cancer who had no evidence of urinary tract infection. In cases with urinary tract infection, however, urinary CEA was elevated with an average of 4.4±3.3 ng/ml in 12 patients.
- 社団法人日本泌尿器科学会の論文
著者
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大石 幸彦
東京慈恵会医科大学泌尿器科
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町田 豊平
東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
-
町田 豊平
東京慈恵会医科大学
-
大石 幸彦
東京慈恵会医科大学 放射線医
-
三木 誠
東京慈恵会医科大学泌尿器科
-
山田 英夫
都立老人医療センター放射線
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木戸 晃
東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
-
木戸 晃
埼玉県医師会泌尿器科医会泌尿器感染症研究会
-
上田 正山
東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
-
木戸 晃
東京慈恵会医科大学 泌尿器科
-
飯尾 正宏
東京都養育院附属病院核医学放射線部
-
柳沢 宗利
東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
-
飯尾 正宏
東京都養育院付属病院核医学放射線部
-
飯尾 正宏
東京都養育院循環器科・核医学放射線部
-
飯尾 正宏
養育院核医学放射線部
-
末広 牧子
東京都養育院付属病院核医学放射線部
-
山田 英夫
東京都養育院付属病院核医学放射線部
-
上田 正山
東京慈恵会医大
-
山田 英夫
東京都養育病院核医学放射線部
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