文脈情報のグラフ構造化の検討
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概要
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文章構造において文脈が有する意義は, すこぶる大きく, その理解を左右するが, 現在迄文脈を把握するための技術的手法は得られていない.それは文章作成の立場での枠組みの提案(例えば起承転結)に重点が置かれ, 理解は読者の恣意に任されてきたからと思われる.しかしCAIの進歩は著しく, 長文読解においてもパソコンの利用が検討されるべき段階にきている.その第一歩として, 文章が有する絵画的構造をグラフに表現する手法を検討した.ここでは研究内容の紹介し易さの観点から俳句と短詩の例を取り上げたが, 提案する手法は, その内容からみてこれらの例題の類に限定されるものではない.
- 日本教育工学会の論文
- 1997-08-20
著者
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