販売戦略システムの理論の検討 : 解釈のシステムの理論の応用
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概要
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競争優位をもたらす戦略的情報システム(SIS)の構築に関連する課題として,販売経路の形成と消費者動向がある.この論文では,販売経路の構造の性質を解明し,制御するための基礎理論について述べる.ところで,販売市場にはマクロとミクロの両チャンネルがある.前者は,製造者(又は問屋)から小売店に至る経路をいい,後者は小売店の中で売り場から消費者に商品が渡る経路をいう.これらの経路の仕組みの中に,筆者が提案する「解釈のシステム」が存在し,その典型的構造である相補的分枝構造を用いて,マクロとミクロの両チャンネルのモデルを構築することが可能である.しかも,情報エントロピーの理論を援用すれば,販売経路の数学的解析が行え,その最適化の方策を理論的に検討できるようになる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-05-20
著者
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