Tenderのプロセス管理構造
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概要
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プログラム構造に力点を置いたオペレーティングシステムTender (The ENduring operating system for Distributed EnviRonment) について、そのプロセス管理構造を述べる。Tenderでは、プロセスの各構成要素の関連を最小限として独立化させ、「資源」として管理する。また、「資源」を管理するプログラム部分の関係も独立化させる。これにより、プロセス生成の高速化や2種類の仮想メモリ空間の共存などの特徴を持つ。資源「プロセス」を紹介し、プロセスに関連する資源と処理の相互関係および処理の流れを説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-08-26
著者
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