双方向学習支援システムMICEにおける質問応答機能の実現
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概要
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計算機の高性能化と低価格化により、いろいろな分野での計算機利用が可能になっている。これは教育の分野でも例外ではない。大学では、社会人教育などの多くの人を対象とした教育体制が必要となっている。このことは、一ヶ所に多くの人を集めて講義する形式だけでなく、遠隔地からの参加を可能にする必要があることを示唆している。その際、遠隔地からでも質問ができ、その回答を受け取れなければならない。本研究は、高速通信網を利用し、計算機による高度な学習支援システムの構築を行なう。具体的には、マルチメディア通信を可能とした双方向学習支援システム(MICE: Multi-media、Interactive Communication system for Education)を開発し[1]、それを学習支援に実利用することで評価する。MICEは、自習的に学習できるだけでなく、疑問発生時にオンデマンドに教師に質問でき、回答を受けとれるものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
-
谷口 倫一郎
九州大学大学院システム情報科学研究院
-
菅沼 明
九州大学大学院システム情報科学研究科
-
谷口 秀夫
九州大学大学院システム情報科学研究院
-
菅沼 明
九州大学
-
秋友 謙二
九州大学大学院システム情報科学研究科
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