残存フォールト数の推定が可能なソフトウエア試験法について(3) : パスカバレジに基づいたソフトウエア信頼性モデル
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
フローグラフをパスに分解して解析するソフトウェア信頼性モデルを提案する.これを"パス分解法"と名付ける.プログラムに予めいくつかのチェックポイントを埋め込み, フォールトが混入されている位置から何回めのチェックで発見されたかによってエラーの長さを定義する.エラーはフローグラフのパスにそって伝わりチェックポイントで発見されるが, 発見されるエラーの長さは幾何分布にしたがう.エラーを発見して除去すると, 一般に発見場所以降のパスのそのエラーの発生確率は0になる.前提条件を変えていくつかの信頼性モデルを考え, それらのモデルのパスカバレジ試験のエラー発見率, エラー数の推定法などを述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-03-10
著者
関連論文
- フローグラフや状態遷移図の特性のパス数による分析
- 残存フォールト数の推定が可能なソフトウエア試験法について(3) : パスカバレジに基づいたソフトウエア信頼性モデル
- フローグラフや状態遷移図の特牲のパス数による分析
- フローグラフや状態遷移図の特牲のパス数による分析
- 残存エラー数の推定が可能なソフトウェア試験法について(2) : パス分解法と構造化プログラミングとの関係
- 残存エラー数の推定が可能なソフトウェア試験法について
- OSI適合性試験スイートの評価法 : - マルチトランジション試験 -
- OSI適合性試験スイートの必要度による評価とその応用
- ISOで開発したトランスポートプロトコルの適合性試験スイートの質の評価
- トランスポート適合性試験スイートの複雑度による評価
- 有限状態マシン(FSM)で表されるシステムの試験スイートの必要度充足率について
- 有限状態マシン(FSM)で表されるシステムの複雑度の評価について
- OSI適合性試験項目の複雑度による評価
- 残存エラー数の推定が可能なプログラムの試験法(4) : エラー数推定のための前提条件
- 残存エラー数の推定が可能なプログラムの試験法(4) : エラー数推定のための前提条件