残存エラー数の推定が可能なソフトウェア試験法について
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概要
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プログラムの開発上のミスをフォールト, その結果の期待に反する現象をエラーと呼ぶ. フローグラフをリンクに分解し, リンクあたりの平均エラー発見率をrとし, あるリンクに存在するフォールトはその下流で発見できるとすると, L個下流のリンクで発見できる確率は(1-r)^<L-1>×rとなり, フォールトの存在位置とエラーの発見位置との差からエラーの確率分布が定まる. パスの枝別れによって3つのモデルを考え, 試験で発見したエラーの数とそのフォールトの位置から確率分布を求め, 試験の効果, 見逃しエラー数の推定を行う. これによって, パスと複雑度の関係, パスカバレジ試験の意味, 枝別れとエラー数の関係などを説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-15
著者
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