版権管理のためのJavaによる画像データカプセル化

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概要

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本稿では、Javaを用いてデジタル画像データをカプセル化し、版権管理のためのデークアクセスをコントロールする手法について提案する。Javaは、プラットホームに独立なオブジェクト指向型言語である。Javaで記述されたアプレット内にデジタル画像データをカプセル化することで、様々な環境で動作するデジタル画像オブジェクトが構築できる。このデジタル画像オブジェクトヘのデータアクセスや表示は、そのメソッドファンクションを通じて行われるために、カプセル化された画像データの様々な状況に対応した表示が可能となる。その機能の実証例としてユーザ認証機能を付加したデジタル画像オブジェクトを考案し、版権管理オブジェクトを試作する。それにより、画像データのオブジェクト化による有効性や、Javaアプレットを用いたデジタル画像のカプセル化の有効性について検証を行う。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-01-21

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