九州大学におけるWWWキャッシュサーバの運用と評価
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概要
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近年、インターネットが世界的に注目されており、ユーザの爆発的増加に伴なうトラフィックの増加が問題となっている。現在インターネットの幹線を流れるトラフィックの大部分はWWWに関するデータである。WWWのトラフィックには重複するデータが多いため、キャッシュサーバを利用することによって幹線にかかる負担を軽減することができる。本稿では、九州大学で約1年間運用してきた学内向けキャッシュサーバのログや応答時間をいくつかの側面から解析し、評価と問題点の考察を行った。結果として、ヒット率は60%程度と満足できるものの、アクセス集中時に通常の50〜100倍程度の応答時間の劣化が観測された。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-10-17
著者
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