各種の活性化チオールゲルの調製とコバレントクロマトグラフィーのための性質
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概要
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Brocklehurstらによるコバレントクロマトグラフィーが新しい分離手段として注目されてきている.この方法は不溶性のマトリックス上に結合した"活性チオール基"と目的の物質のチオール基をS-S結合により結合させ,十分洗浄の後還元によりS-S結合を切り離し,目的物質を回収するという方法である.この目的のために2-ピリジルーグルタチオンジスルフィドを結合した活性チオールゲルが市販されているが,チオール基とS-S結合の交換反応の速さがまだ十分ではない.このため,新たに種々の活性チオールゲルを合成し,反応性を測定した.その結果,2-ピリジン-N-オキシドーグルタチオンジスルフィドや2-ベンゾチアゾール-グルタチオンジスルフィドを結合したマトリックスが従来のものよりも10倍以上の高い反応性を示すことを発見した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1978-05-05
著者
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奥山 典生
東京都立大学理工学部化学科
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奥山 典生
東京都立大学
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奥山 典生
Kanagawa Dental College
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宮川 厚夫
東京都立大学理学部化学科生物化学教室
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宮川 厚夫
浜松医科大学メディカルホトニクス講座
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