ミクロスラブポリアクリルアミドゲル電気泳動法によるタンパク質の高性能-多試料分析法
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概要
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ミクロスラブポリアクリルアミドゲルを用いて多くのタンパク質試料を一度に短時間で分析する方法について検討し,規格化した.厚さ0.5mmのミクロスラブゲルは2種類(10試料用38×37×0.5mm,25試料用38×100×0.5mm)作製した.10試料用ゲルの場合は8枚,25試料用ゲルの場合は4枚までを一度に泳動し,80〜100試料を処理することができた.陰極槽とゲル上とのブリッジに〓紙とステンレス板を用いて10試料用ゲル1枚につき40mA(幅1cm当たり10.5 mA)の定電流の条件で,4分間で泳動を終了した.タンパク質バンドの検出は,コマジーブルー染色で約8分,銀染色では15分以内に行うことができた.更に,検出されたタンパク質バンドの定量については,テレビカメラ-マイクロコンピューターシステムを用いて行った.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1985-04-05
著者
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奥山 典生
東京都立大学理工学部化学科
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奥山 典生
東京都立大学
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奥山 典生
Kanagawa Dental College
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門屋 利彦
東京都立大学理学部化学科
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真鍋 敬
東京都立大学理学部
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福本 勝子
東京都立大学理学部化学科
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