オフライン高速液体クロマトグラフィー/質量分析法による難揮発性化合物の分析
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概要
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極性に富み,かつ難揮発性の薬物(シスプラチン,PGE_2)及び代謝物(ビタミンK_3由来)を分析対象に選び,オフラインLC/MS測定を試みた.逆相HPLCで分離し,低容量の高圧切り換えバルブを介してあらかじめ水で置換しておいた逆相ミニカラムヘ目的ピークのみを分取した.カラム内溶媒を真空下で除去した後,小量のアセトニトリルで溶出させ,改造したサンプルホルダーによりSIMS測定を行った.又,逆相ミクロLCからの溶出ピーク(PGE_2)についてはマイクロシリンジ内に分取し,電界脱離MS測定を試み,いずれにおいても満足できるスペクトルが得られた.本法は大掛かりな装置を必要とせず,オンラインLC/MS測定で問題にされている妨害物質も除去できる効率の良い分析法であることを認めた.
- 1988-02-05
著者
-
岩淵 晴男
三共株式会社薬物動態研究所
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長島 潜
(株)科学技術研究所
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中村 皖一
三共(株)分析代謝研究所
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岩渕 晴男
三共(株)分析代謝研究所
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長島 潜
三共(株)分析代謝研究所
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岩渕 晴男
三共 薬物動態研
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岩渕 晴男
三共株式会社 分析代謝研究所
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長島 潜
Analytical And Metabolic Research Laboratories Sankyo Co. Ltd.
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