イオンクロマトグラフィーによる有機化合物中のフッ素,塩素,臭素及び硫黄の同時多元素分析
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概要
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イオンクロマトグラフィー(IC)と酸素フラスコ燃焼法とを組み合わせて有機化合物中のフッ素,塩素,臭素及び硫黄の微量定量を行った.燃焼の際,フッ素分析では石英製フラスコを用いて水を吸収液とし,他の3元素ではパイレックス製フラスコを用いて,少量の過酸化水素水を添加した水に吸収した.燃焼分解後,一定濃度の炭酸ナトリウム-炭酸水素ナトリウム溶液を加えて溶離液と同一組成にした後,その一部をICに注入した.有機化合物中の個々の元素及びそれらの同時定量の結果は許容誤差(±0.3%)以内であり,元素分析法として十分満足できるものであった.特に本法は多元素の同時分析に極めて有用な手段であることが分かった.
- 1985-07-05
著者
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長島 潜
(株)科学技術研究所
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窪山 和男
(株)科学技術研究所
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長島 潜
Analytical And Metabolic Research Laboratories Sankyo Co. Ltd.
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長島 潜
三共株式会社分析代謝研究所
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窪山 和男
三共株式会社分析代謝研究所
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小野 菊繁
三共株式会社分析代謝研究所
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