高速液体クロマトグラフィーによる血清ビリルビン分画の迅速測定法
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概要
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高分子の血清タンパクを不可逆的に吸着する安価なガードカラム(Hibar Lichro CART4-4)を分析カラムの直前に接続し,20検体ごとあるいはそれ以前でも,クロマトグラムのピークがテイリングを起こし始めるごとにガードカラムを交換することにより,迅速に血清ビリルビンの分画を測定した.この方法は,血清をコール酸ナトリウム溶液で希釈した後,ミリポアフィルターで濾過した濾液を用いてHPLCを行うものである.その結果,Lauffらと同様のビリルビンの4分画のピークが得られた.各分画の5回の測定で相対標準偏差は5.4〜16.7%であった.又,ヒト血清を用いてのLauff法及び多重層フィルム法との相関係数は0.863〜0.969と良好な相関が得られた.
- 1987-06-05
著者
-
片山 善章
国立循環器病センター
-
片山 善章
国立循環器病センター 感染症対策室
-
片山 善章
循環器セ
-
喜谷 喜徳
名古屋市立大学製剤科学教室
-
片山 善章
近畿福祉大学
-
片山 善章
国立循環器病センター臨床検査部
-
中村 博臣
名古屋市立大学薬学部薬品分析化学教室
-
米田 考司
国立循環器病センター臨床検査部
-
喜谷 喜徳
名古屋市大 薬
-
喜谷 喜徳
名古屋市立大学名誉教授
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