N,N-ジメチルホルムアミドによるセレンとテルルの重量分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
セレン(IV)とテルル(IV)を含む溶液にN,N-ジメチルホルムアミドと塩酸を添加後,沸騰水浴中で4.5時間加熱すれば,ともに還元されて各単体を定量的に沈殿する.又,この操作において酒石酸を共存させると,テルルがマスクされてセレンのみが定量的に沈殿する.従って,両沈殿反応の差を利用すると,共存するセレンとテルルをそれぞれ重量分析することができる.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1976-12-10
著者
関連論文
- 宇田川玄随訳『西説内科〓要』の化学的語彙 - 原本との対比を中心に -
- 幕末・明治初期の化学記号及び化学反応式の導入過程
- 明治初期の化学書,著訳者と原著者 - 『化学概要』『新式化学』『(新式)化学要理』 -
- atomの訳語の形成過程
- N,N-ジメチルホルムアミドによるセレンの重量分析およびセレン-銀,-ビスマス,-銅の逐次定量
- ピロガロールによるチタン,バナジウム,鉄の逐次および同時吸光光度定量 : ピロガロールを用いる研究(第2報)
- 東京化学会における元素名の統一過程--元素の日本語名の成立過程の研究-2-
- 幕末・明治初期における日本語の元素名--元素の日本語名の成立過程の研究-2-
- 幕末・明治初期における日本語の元素名--元素の日本語名の成立過程の研究-1-
- ホウ素酒石酸バリウム法によるホウ素の重量分析の検討
- ホルムアミド-酒石酸によるセレン(IV)の重量分析
- N,N-ジメチルホルムアミドによるセレンとテルルの重量分析
- 塩フッ化鉛沈殿-EDTA滴定による少量のフッ素イオンの定量 : 塩化物,pH,温度の効果および硫酸塩,フッ化物の逐次定量
- テノイルトリフルオルアセトンとβ-ピコリンまたはγ-ピコリンによるコバルト,亜鉛,カドミウムの重量法 : テノイルトリフルオルアセトンとピリジンなどとによる金属イオンの沈殿(第2報)
- テノイルトリフルオルアセトンとピリジンまたはピコリンによるニッケルの重量法 : テノイルトリフルオルアセトンとピリジンなどとによる金属イオンの沈殿(第1報)
- 明治初期の化学
- 宇田川榕菴の化学用語の選択と使用及び造語に関する研究 (II)
- 宇田川榕菴の化学用語の選択と使用及び造語に関する研究 (I)
- 宇田川榕菴の主要酸類の訳語に関する一考察
- シンポジウム開催の趣旨
- 中国を訪れて
- 「化学」という用語の本邦での出現・使用に関する一考察
- 明治期における有機元素分析
- 「遠西医方名物考補遺」巻7,8(元素編第一,第二)の原本の一つについて (〔化学史研究会〕年会特集号)
- ニューウェンホイス『学芸技術百貨事典』の『舎密開宗』への引用状況
- 『舎蜜開宗』の参考書『紐氏韻府』の原本とその引用をめぐって
- C. R. フレゼニウスのオランダ語版化学書の邦訳・抄訳書について
- お答えします
- α-ベンゾインオキシムによるバナジウム(5)の重量分析およびその錯体の熱による挙動〔英文〕
- atomの訳語の形成過程
- 東京化学会における元素名の統一過程 : 元素の日本語名の成立過程の研究(2)
- 幕末・明治初期における日本語の元素名(II) : 元素の日本語名の成立過程の研究
- 幕末・明治初期における日本語の元素名(I) : 元素の日本語名の成立過程の研究(1)