メモリDBMSにおけるハッシュ関数の最適化
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概要
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近年メモリの低価格化により, データ参照時の高速なレスポンスをディスクI/Oの回避により実現する, 主メモリ常駐DB(以下メモリDB)などの, 実メモリ上データ配置方式のDBMSが普及しつつある。そのメモリDBにおいて, ディスクベースDBMSでは得ることのできない, 主記憶上のデータに対するランダムアクセスの高速性に注目したインデックスの一つとして, ハッシュインデックスが挙げられる。本稿では, メモリDBにハッシュインデックスの採用を考慮する場合, データ投入された状況下での, データアクセスの高速性とメモリ使用量の両面を考慮した, ハッシュ関数の決定方法について考察する。
- 1997-09-24
著者
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黒岩 淳一
NTT情報システム本部
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板倉 一郎
NTT情報通信処理研究所
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日高 東潮
NTT情報通信研究所
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黒岩 淳一
NTTサイバースペース研究所
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板倉 一郎
Ntt情報通信研究所
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板倉 一郎
Ntt情報流通プラットフォーム研究所
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