MIAにおけるCDBからRDBのデータ移行方法
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概要
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NTTでは業務システムのMIA環境への移行を推進している。それに伴い、既存業務システムで多く採用されているCODASYL型DB(以下CDBと記す)からMIAで標準とされるリレーショナル型DB(以下RDBと記す)へデータベース毎データを移行する作業が必要となる。CDBの検索の特徴は、目的レコードを取り出すのみでなく、そこへ到達するまでのアクセス・パスや順序も重要なことである。このため、データベース・データ(以下レコード・オカレンスと記す)に加え、レコード・タイプ間(オーナーマンバー間)の親子関係(以下セット関係と記す)や同一レコード・タイプ内の順序関係(以下順序関係と記す)も移行を要求される場合がある。従って、業務目的を考慮した上でのRDB表現(セットと順序関係を考慮)方法、さらに移植後の性能劣化を最小限に留めるためのDB設計等、全体としてバランスのとれたDB設計・移行方法を心がけることが重要となる。本稿では、レコード・オカレンスをRDBへ移行する際の、RDB表現方法、およびそれらを選択するための判断基準について示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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