SOL処理特性把握のためのベンチマークモデルの効果
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概要
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NTTでは、基幹業務システムのマルチベング環境への移行を推進中であり、今後複数ベンダのRDBMS(Relational DBMS)を用いることになる。しかし、現在各々のRDBMSの性能特性を把握できていないため、業務目的に合致したベンダ選定や性能を意識したシステムの設計に不安がある。既存のベンチマークモデルは、共通化した尺度、すなわち特定の条件によるRDBMSの性能、コストの比較を目的としているため、RDBMSのSQL処理特性を把握するには不適当である。そこで、我々は各ベンダのRDBMSのSQL処理特性を把握し、業務の目的に合致した調達や、業務システム設計に適用することを目的としてベンチマークモデルを考案し、[2]で報告した。本稿では、考案したベンチマークモデルに基づく複数RDBMSの実測による、本ベンチマークモデルの効果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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