クライアントサーバシステム用シミュレーションモデルの部品化に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
クライアント・サーバシステム開発の失敗事例が指摘されているが、多くは性能問題によるものである。そのため、開発初期の段階における高精度の性能評価に対する要望が強く、性能シミュレーションへの期待が大きい。一方、シミュレーションモデルの構成要素がクライアント、サーバ、ネットワーク等多岐にわたること、モデル記述に必要な基本情報が得にくいことから性能シミュレーションの有効性に関する疑問もあげられている。こうした中、我々はクライアント・サーバシステムのシミュレーションモデルの記述の容易化に向け、シミュレーションモデルの構成要素の部品化とこれらの部品を利用したモデル記述法について検討した。本稿では、シミュレーションモデルの部品化に対するねらい、アプローチについて報告し、一例としてあるシステムへの適用事例、並びに評価結果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
関連論文
- 性能管理支援プログラムの実現方式
- 拡張前提式を用いたATMSの並列化
- 23. 倍電圧方式を用いた部分平滑整流回路の検討((1)光源・回路・放電現象(I)(電球・蛍光ランプ関係))
- クライアントサーバシステム用シミュレーションモデルの部品化に関する一考察
- SOL処理特性把握のためのベンチマークモデルの効果
- SQL処理特性把握のためのベンチマークモデルの一提案
- MIAにおけるCDBからRDBのデータ移行方法
- マルチベンダ・インテグレーション・アーキテクチャに基づくアプリケーションの移植性評価
- 論理ホストの概念にもとづくプロセッサ間通信方式