型階層とクラス階層を分離したオブジェクト指向言語
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概要
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強く型付けされたオブジェクト指向言語浴は,型とクラスを同一視しているものが多い.その結果,型階層とクラス階層は同型となり,プログラムを作成する上ではクラス階層のみを意識していれば良かった.しかし,クラスと型を同一視することの問題点が多く指摘されており,型とクラスを独立に定義し,型階層とクラス階層を分離したプログラミング言語も作成されている.このような型階層とクラス階層を分離したプログラミング言語の検討を行うことを目的として,Lispに基づく言語を作成した.ここでは,最初にこのような言語の利点について検討した後,本言語の仕様について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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