動作履歴をグラフで表現するハードウェアの機能動作モデルについて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
上位の論理設計では,ハードウェア機能記述言語は不可欠となってきている.現在,抽象的な並列アルゴリズムを記述できるようにハードウェア機能記述言語の拡張が進められているが,多くの場合形式的意味が与えられていないために記述された動作にあいまいな部分が残る.そこで本稿では,操作的意味の立場からハードウェア機能記述言語に意味を与えるための機能動作モデルを提案する.操作的意味とは,言語を既に意味が明かになっている計算モデル(抽象機械)に対応づけることによって言語の意味を定義することである.ここでは,提案する機能動作モデルが意味を定義する計算モデルとなる.本稿では,まず機能動作モデルが取り扱うデータの構造(動作履歴と呼ぶ)を定義する.次に機能動作モデルを定める.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
-
手嶋 茂晴
名古屋大学大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センター
-
手嶋 茂晴
(株)豊田中央研究所
-
手嶋 茂晴
名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
長瀬 宏
(株)豊田中央研究所
-
長瀬 宏
豊田中央研究所
-
手嶋 茂晴
豊田中央研究所
-
瀧川 光治
豊田中央研究所
-
瀧川 光治
豊田中研
関連論文
- 車両制御システムのためのセンサデータ統合管理方式の検討(データ工学,Web情報システム)
- セキュリティ支援ハードウェアによるハイブリッドOSシステムの高信頼化(システムプログラム)
- 自動車制御システムのエラーモデル記述による安全性分析手法(安全性及び一般)
- セキュリティ支援ハードウェアによるハイブリッドOSシステムの高信頼化(リアルタイムシステム)
- セキュリティ支援ハードウェアによるハイブリッドOSシステムの高信頼化
- 自動車用コンピュータにおける制御タイミング仕様記述方法の検討
- ストリームプロセッシングによる車載統合制御システムのための分散型センサデータ処理機構の構築(セッション3)
- オペアンプのRFノイズ耐性の検討
- RFノイズによる電圧レギュレータICのDC出力電圧の変動
- 大振幅RF注入によるMOSFETのDC特性変動の検討
- B-4-15 RFによる電圧レギュレータICのDC出力変動
- RFによる電圧レギュレータICのDC出力変動のシミュレーション
- ICのRFノイズイミュニティ評価法の検討
- RFによるバイポーラトランジスタのDC変動のシミュレーション
- 大振幅RF印加によるバイポーラトランジスタのDC特性変動の一検討 (EMC計測技術論文小特集)
- 分割デュアルゲートFETを用いた高効率線形増幅器の検討
- 設計工程に合わせたビュー生成を可能にするソフトウェア文書管理手法の提案
- リンク自動付与機能を持つ技術文書サーバの開発手法
- ECU組込みソフトウェア開発のための技術文書と設計ツールとの統合
- 動作履歴をグラフで表現するハードウェアの機能動作モデルについて
- リーク電流補償によるCMOS ICの高温動作化
- リーク電流補償によるCMOS ICの高温動作化
- CMOS ICのリーク電流補償による高温動作化
- 10MbpsCANプロトコルの設計と評価
- 制御ソフトウェアの固定小数点演算化ツールの設計と実装
- バリエーション並行開発のための版管理ツールと統合開発環境
- アナ/ディジ混載IC用の故障モデルと故障シミュレ-ション
- 非同期回路のスキャン設計回路への自動変換
- 回路変換における照合手法
- 組込みシステムが拓く未来の産業 (特集 Japanese Ability--日本で育てた世界技術)
- 情報科学研究科附属組込システム研究センターの紹介
- 名古屋大学大学院情報科学研究科附属組込みシステム研究センターの紹介(組込みシステム特集号)
- 組込み型制御システムのためのプログラムモデルとそれに基づくプロトタイプ設計支援システムの開発
- ECU組込み機器向けソフトウェア自動合成手法の開発
- イベントの2項関係に基くハードウェア仕様記述(アルゴリズムの数学的基礎理論とその応用)
- イベントの2項関係に基づく並列システムの代数的仕様記述
- 故障集合を伝搬の単位とする故障シミュレ-ション高速化手法