KPRのORリダクション・プロセッサ(ORP)における単一化処理
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概要
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論理型言語で記述されたプログラム(論理プログラム)の実行は、「質問」として入力されたゴール列を根とするAND/OR木の各ノードにおける単一化処理に相当する。KPRでは、AND/OR木の各ノードにプロセスを割り付け、AND/OR木の展開・縮退および単一化処理を並列に実行する。AND関係にあるノードにはS(Stream)プロセスを、OR関係にあるノードにはO(Or)プロセスを割り付ける。また、OR関係にあるノードのうち、「事実」に対応するノードにはD(Database)プロセスを割り付ける。このうち、O/Dプロセスでは単一化計算が主な処理となる。プロセス間通信は、主に親子関係にあるプロセス間で行われる。通過メッセージとしては、子プロセスの起動を要求する「デマンド」、親プロセスに解を返す「successイベント」、親プロセスに解がないことを伝える「foilイベント」の3種類がある。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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柴山 潔
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
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萩原 宏
京都大学工学部情報工学教室
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萩原 宏
京都大学 工学部
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萩原 宏
龍谷大学
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加納 健
京都大学工学部情報工学教室
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加納 健
NEC HPC事業部
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柴山 潔
京都大学 工学部
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加納 健
京都大学 工学部
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