擬人化キャラクタインタフェース構築支援 : キャラクタコンポーザの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
パーソナルコンピュータが一般家庭へ普及するに伴って、親しみやすさ、対話の自然さに重点を置いて、コンピュータ画面に人間を模したキャラクタを登場させ、ガイドなどを行う擬人化キャラクタインタフェース (I/F)が登場してきている[1]。擬人化キャラクタl/Fでは、ユーザは画面に登場するキャラクタとやりとりしてコンピュータ操作を進めていく。キャラクタの容姿、表情、身振りなどの情報伝達手段を使って、コンピュータの操作や状態を、コンピュータを意識させることなく自然な形でユーザに伝えることが可能になる。本稿では、容姿、表情、身振りなどの情報伝達手段を擬人化キャラクタI/Fの要素と考え、これを組み合わせて、I/Fを構築する「キャラクタコンポーザ」について述べる。キャラクタコンポーザは、対話システム開発者などの、キャラクタデザインやアニメーション作成には不慣れな人が、簡単な操作で擬人化キャラクタI/Fを構築することを支援する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
-
上窪 真一
Necインターネットソフトウェア開発本部
-
吉坂 主旬
NEC ヒューマンメディア研究所
-
河野 泉
NECインターネットソフトウェア開発本部
-
河野 泉
NEC 関西C&C研究所
-
吉坂 主旬
NEC 関西C&C研究所
-
上窪 真一
NEC 関西C&C研究所
関連論文
- 空間図形ビューアによる非空間情報の可視化
- 音響インタフェース設計手法"報知音多次元設計手法"確立への一考察 (知能情報メディア論文特集)
- 擬人化キャラクタを利用した知的対話システム(擬人化IF,「マルチモーダルと音声HI」およびヒューマンインタフェース/音声言語情報処理一般)
- 擬人化キャラクタを利用した知的対話システム
- GUI対応スクリーンリーダのためのオフスクリーンモデル
- 2V-8 舞踊を題材とした人物のCG表現法(2) : 素材収集と視覚演出
- 2V-7 舞踊を題材とした人物のCG表現法(1) : モーションデータ記述法
- 2000-HI-89-8 感情表現を用いた対話システムEDSの開発(2) : 感情表現とシステム評価
- 2000-HI-89-7 感情表現を用いた対話システムEDSの開発(1) : システム概要と感情モデル
- 感情豊かな音声対話を行うエージェントシステムの開発 (音声ヒューマンインタフェース特集)
- 2000-HI-89-9 感情表現手段としての非言語音に関する実験報告
- インタラクティブプレゼンテーションシステムにおける"walk-up-and-use" usabilityの実現に向けた利用者評価
- 擬人化キャラクタインタフェースの動作演出方式
- 視覚障害者用スクリーンリーダCounterVision/SR
- 視覚障害者用スクリーンリーダCounterVision/SR
- 視覚障害者用GUI端末
- GUIのための音響ディスプレイ装置"Touch Sound Display"の試作
- 空間図形ビューアを用いた教育環境の開発
- 教育用空間図形ビューアの開発 : 入出力一体型デバイスとしての有効性
- 教育用空間図形ビューアの開発
- K-004 対話型情報ナビゲーションシステムの開発(K分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)
- 擬人化キャラクタによる情報伝達
- 擬人化キャラクタを用いた対話システム
- 擬人化キャラクタインタフェース構築支援 : キャラクタコンポーザの開発
- K_056 携帯端末向け検索ナビゲーションシステムの開発と評価(K分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)