多者間電子対話システムASSOCIAにおける対話モニタ機能の提案
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概要
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ISDNやLANなどの普及により、オフィス間を結ぶネットワークが整備されてきている。また併せて、ワークステーションによるオフィス情報処理機能の高度化が進められている。オフィスの分散化にともない、業務の効率化のため、遠隔地間の人々による共同作業を支援するシステムへの要求が高まっている。我々はこのような背景を踏まえ、多者間電子対話システムASSOCIA(An Autonomous Scheme for Synesthesia Oriented Cooperative Information Agents)の開発を行なってきている。ASSOCIAとは、遠隔地間の複数人の参加者による、文書の共同編集やプログラムの共同開発などの共同作業を可能とするシステムである。ASSOCIAによる共同作業は、複数の参加者とその参加者が持ち寄る資料とによって行なわれる。資料とは、アプリケーションプログラム(AP)が提供する表示出力であり、ASSOCIAにおいては、参加者各自が自由に作成したAPを共同作業において利用することが可能である。また、共同作業への参加/離席も自由に行なうことができる。このように、参加状況、AP利用状況が自由に変化することが可能な共同作業において、参加者は状況を的確に把握して作業を進めることが望まれる。本稿では、この問題を解決するための対話モニタを提案する。
- 1992-02-24
著者
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石崎 健史
(株)日立製作所システム開発研究所
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北原 千穂
(株)日立製作所システム開発研究所
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森 賢二郎
(株)日立製作所システム開発研究所
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山光 忠
(株)日立製作所ソフトウエア開発本部
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中山 良幸
(株)日立製作所システム開発研究所
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山光 忠
同ソフトウェア開発本部
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石橋 健史
(株)日立製作所システム開発研究所
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森 賢二朗
(株)日立製作所システム開発研究所
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山光 忠
同ソフトウエア開発本部
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中山 良幸
(株)日立製作所 医療情報システム本部
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