オブジェクト指向手法による金融機器用ソフトウェアの開発 : ミドルソフトウェアの構成
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概要
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オープン化時代に対応したATMを構築するにあたり,我々は金融機関毎に異なるATM上で稼働するアプリケーション(例えば,支払,入金,振込等)の生産性の向上,ATM機器の制御/情報の管理を行なうミドルソフト層の再利用性/カスタマイズ性の向上等を目標とし,オブジェクト指向手法による分析/設計/開発を実施することにした. しかし,システムすべてを完全にオブジェクト指向化するには技術的にリスクが大きいため,機器制御/情報管理の仕様が明確化されているミドルソフト層を対象として,オブジェクト指向化を実施した.なお,具体的な開発プロセスの推進にあたり,汎用OSやオブジェクト指向言語を用いた場合の性能問題の調査,ATM機器制御/情報のオブジェクト指向による表現方式の確立/プロトタイプ開発および評価等のフィージビリティスタディを行なうことで,問題点を洗い出し,実現可能性を検証している.以下,本文では,AP開発の効率化手法,オブジェクト指向による分析/設計モデル,ミドルソフト層の構成を説明し,最後に現状および今後の予定等について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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中澤 修
沖電気工業株式会社
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森 健
沖電気工業(株)
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中澤 修
沖電気工業
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森 健
沖電気工業株式会社 マルチメディア研究所
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新田 哲二
沖電気工業(株)
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末竹 義郎
沖電気工業株式会社
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首藤 文人
沖電気工業株式会社
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新田 哲二
沖電気工業株式会社
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新田 哲二
沖電気工業
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