オブジェクト指向手法による金融機器用ソフトウェアの開発 : WOSA標準化への対応
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概要
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金融機関においてATMは従来のシングルベンダ主流からマルチベンダ化への移行が進行しつつあり、ATMソフトウェアの導入/保守負担が増加している。各金融機関において、ATMのソフトウエアに対する仕様変更の機会は多く、マルチベンダユーザの金融機関では、ATMの業務アプリケーションの統一化実現が要求として高まりつつある。現在,金融機器用ソフトウェアに関してはマイクロソフトを中心とした業界標準化(WOSA/XFS : Windows Open Services Architecture /Extensions for Financial Services)作業が進行中である。標準化の目的は,金融系ソフトウェアのポータビリティの向上にある。ATMに対しても機器制御部のインタフェースの規定等の作業が実施されている。以下、本文では, WOSA/XFS標準化/汎用OS利用の意義、WOSA/XFSへの取組み方、WOSA/XFSによるポータビリティ、現在開発中のミドルソフトのWOSA/XFSへの適応について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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井上 博志
沖電気工業(株)
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上田 孝治
沖電気工業(株)
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篠場 治生
沖電気工業(株)
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川瀬 裕之
沖電気工業(株)
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進藤 靖敏
沖電気工業(株)
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新田 哲二
沖電気工業(株)
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新田 哲二
沖電気工業
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