分散オブジェクトプラットフォームの開発(1) : 概要
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概要
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オブジェクト指向による分析・方法論の進化や計算機環境の分散化に伴い、ミドルウェアとして分散オブジェクト環境が注目されている。分散オブジェクト環境の標準的仕様としてはOMG(Object Management Group)のCORBA(Common Object Request Broker Architecture)があるが、CORBAベースの環境は汎用性を重視しているため、特定分野の専用のシステムに適用するには使いづらい面もある。我々は分散アプリケーション(AP)の作成を支援するための、分散オブジェクトプラットフォームを開発中である。CORBA準拠の環境よりも自然で容易な分散オブジェクトの作成/利用を狙ったものであり、環境自体もより小型なものとしている。本稿では本プラットフォームの概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
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