シュミレータを用いた複写機操作における支援の役割

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概要

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コンピュータ、通信の利用拡大に伴い、いかに使いやすいインタフェイスを設計するかに焦点があてられる時代となった。ここでは、機械と人間との関係に焦点をあてたインタフェイス、その中でも特に人間の頭の働きという観点から考えた、認知的インタフェイスについて複写機を題材に議論する。鈴木(1995)は、複写機操作におけるインタフェイスについて実験的研究を行い、機械操作に不慣れなユーザの特徴を課題分割の点から分析した。課題分割の存在が証明されれば、コンピュータに向かう人間の認知機能を課題分割するように仕向けるインタフェイスを開発できると考え、本研究では特に課題分割を支援する情報の有無が、機械を操作する者にとってどのような効果を上げるかを、複写機のシュミレータによる機械操作実験にもとづいて議論した。
1996-09-04

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