バイアスの変更に対応できる学習戦略
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概要
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帰納的学習問題を定義する場合、ユーザは扱う対象空間、推論方法、概念の表現などを決める必要がある。そして、これらを決めることによりその学習結果には偏りが生じる(得られる結果の枠がきまる)。この偏りをバイアスという。正しい結果を得るためにユーザはその問題にふさわしいバイアスを決める必要がある。従来の方法では、このバイアスは学習前に決められ、学習途中でそれが変更されることはない。しかし実際には、学習前に決められたバイアスが最も適切であるかは保証されていないことが多い。そこで本研究では、学習戦略として有用なバージョン空間法をバイアスの変更に対応できるように拡張した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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