CONCURRENT WELL-PPPにおけるサービス管理

概要

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並行実行型画像システム記述言語(Concurrent WELL-PPP)の開発にあたってのサービス管理とは、この言語を使うユーザが、煩雑な手続きを踏むことなく、システム内部でのデータの授受を行えるようにし、更にそれらのデータを保存管理してやることと、Request-Respondの関係を持った関数実保の手続きを整備してやることである。オブジェクト指向の立場で考えると、このサービス管理は、データを取り扱うための1つのオブジェクトと考えることが可能であり、我々は、このオブジェクトをデータ・マネージャと呼ぶ。共同開発を進めていくにあったては、こうすることにより、明確な分担作業を行うことが出来る。そのデータ・マネージャの中で、テータを一括して扱う都合上、データのフォーマットをテンプレートの形で導入した。その結果、データの扱いがより明確になり、デーカ・マネージャとファンクション・マネージャの間のやり取りやデータ・マネージャとウィンド・マネージャ間のデータのやり取りが一元的なものとなり、それぞれのクラスへのデータの流れが簡略化された。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01