要素ネットワークによる画像処理と描画の統合

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概要

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スキャナー等を用いてコンピューター上に取り込んだカラー画像において、その処理、すなわち画像抽出を容易に行うためには、解析と合成(Analysis &Synthetic)の統合が効率的である。そのためにカラー画像処理は、画像システム記述言語WELL-PPPがもつ要素ネットワーク上を、描画の時と矢印が逆方向に行うことになる。しかし、こういった画像処理は一般に不完全なものなので、これを補う為、解析と合成とを平行して行いながら処理を行うことによって、その完全化をはかる。さらに、処理を施した画像の輝度、色度値等を直接修正によって変更することが必要である。そこで、これらのオペレーションが要素ネットワーク上で動作することによって、より高品位な画像処理が可能であることを述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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