画像中の構成要素の支配領域と幾何学的モデルによる立体化
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概要
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対象の立体画像を生成する場合、対象を構成する画像要素が適当な支配領域(凹凸領域)に分割されている必要がある。ここでは構造線中の分割線と特徴点(極値点、峠点)を用いて対象画像の支配領域を決定し、その決定された領域に幾何モデル(球、円錐、楕円)を適用することにより立体画像を生成する。具体例として顔画像を考察した。顔を構成する要素は主に、眼、鼻、口である。例えば、鼻は極大点を含む凸領域に含まれ、その形状は円錐に近いので、その領域に円錐モデルをあてはめる。これまでに研究を行った幾何モデルに対する立体画像の生成方法を応用して、そのモデルのハイライト部に若干の修正を加えることにより立体画像を生成することができる。
- 1993-03-01
著者
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