カラー画像の直接修正法とデータの妥当性
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概要
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画像の生成は、属性値(輝度、色度。オストワルドの色立体に基づくHLS表色系による。)を主要点に与え、その属性値集合をもとに、輪郭上で属性値の計算を行うことによって自然なカラー画像を得ている。このように生成された画像が不満足な場合、主要点に与えた画像の属性値を変更したり、新たに付加主要点を設定することによって、ある程度の画像の修正は可能である。しかし、画像のある一部分を修正する場合には、輪郭上の主要点に属性値を与えていくだけでは難しい。またこの方法ではアウトライン上の補間、水平走査線上の補間、スムージングというプロセスを再びたどることになるため描画効率が悪い。これらの理由から、カラー画像描画システムのColor Sectionでは生成された画像に対して、輪郭で囲まれた領域を直接修正できなければならない。またこれはデータが点、アウトライン、リージョンといった階層を利用して行えるため、描画効率の点でも有利である。そこである点、あるいは領域において輝度、色度およびRGBの修正方法について実験を行い、さらに主要点の属性値が適当でないときの属性値の妥当性の検定を行う方法について説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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