システムの特徴記号列集合とその分類木

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概要

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順序機械のミーリー形状態表現(順序機械がムーア形で表現されているときはミーリー形に表現変換が可能)は、入出力を対にして考えると、有限状態オートマトンの形式に変換ができる。この論文はそのような上にたって、有限オートマトンの動作を代表して表現する特徴記号列集合を分類木によって定義し、さらにこれを用いてシステムを構成する方法について論じる。有限オートマトンは決定性オートマトンで、かつ最少の状態で表現されたものを対象とする。オートマトンは一般にはそれを受理するあらゆる記号列により表現されるが、特徴記号列集合はその部分集合で代表して表現するものであるためにシンプルであり、そのオートマトンの理解が容易で計算機での扱いも便利である。
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-03-14

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