NOAA AVHRR画像を用いた3次元輝度ヒストグラムの準最適しきい値の提案
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概要
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東北大学理学部では,1988年より気像衛星NOAAのデータ受信および解析を開始し,その一部のデータは学内ネットワーク(TAINS)で大型計算機センターに画像データベース化されているので,画像処理をテーマにしている研究者にとって,NOAA画像は重要な研究対象になっている.NOAA AVHRR画象は波長帯域の異なる4ないし5チャンネルのスペクトル画像から成り立っており,その解析には本来4ないし5次元空間で同時解析を行う必要がある.しかし,その結果を表示するためには,視覚的に3次元までである.従来,リモートセンシングで3次元解析を行った例は少なく,これにはコンピュータの性能が関係していると考えられる.本報告は,多元画像処理の基礎研究として,高性能EWS(AS4280)を使用して,NOAA AVHRR画像の3次元解析システムを開発するにあたり,画像の3次元輝度ヒストグラムの準最適しきい値の採用基準を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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