プラント監視制御ミドルウエアの開発 : マンマシン管理機能の検証手法
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概要
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近年、計算機の高性能化、低価格化が進むにつれて、制御システムにおいてもS/Wの果たす役割が大きくなってきている。マンマシンS/WはこうしたS/Wの1つで、高機能のGUIを持った大規模なプログラムである。このマンマシンS/Wも以上のような背景からプラント制御・監視などの高信頼性を要求される分野にも使われるようになってきているが、マンマシンS/Wは、オペレータ操作を扱うことや高機能を実現するための機能分散化により信頼性を保証することが一般のS/Wに比べ難しい。我々はこうしたマンマシンS/Wにおける信頼性保証のための機構について研究を行っている。本報告では、マンマシンS/W検証ツールとして開発したシステムモニタについて報告する。この中では、まずマンマシンS/Wの信頼性保証の難しさについて述べ、次にシステムモニタを我々が開発中のマンマシンミドルウエア(以下ミドルウエアと記述する)について適用した例を用いて、システムモニタを使ったS/Wシステムの構成と、システムモニタの機能について述べる。最後に検証例としてミドルウエアの連続試験について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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竹垣 盛一
三菱電機(株) 産業システム研究所
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石岡 卓也
三菱電機(株)
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中川 晃一
三菱電機(株)産業システム研究所
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中川 晃一
三菱電機(株)
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平井 健治
三菱電機(株)中央研究所
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平井 健治
三菱電機(株)産業システム研究所
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竹垣 盛一
三菱電機(株)産業システム研究所
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石岡 卓也
三菱電機(株)産業システム研究所
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竹垣 盛一
三菱電機(株) 中央研究所 システム基礎研究部
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