製造管理データベースにおける能動機構の利用とビュー提供機能

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概要

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食品や工業製品などを製造するプラントにおいては、一般に、時間につれて変化する製造工程の状態を表現する時系列データと、製造される各ロットに関する製品データが収集され、操作員に提供される。しかし、これらのデータをそのまま操作員に提供しても有用でない場合が多く、例えば、あるロットに欠陥が見つかった際に、その原因を探るためにそのロットが製造された時のある工程の状態などを必要とする場合が多い。現状では、このような場合、操作員が膨大な製品データと時系列データを対応付けるという作業を行っているため、真に必要なデータを迅速に取得できるデータベースシステムが必要とされている。本論文では、このような要求に応えるため、能動機構を用いることによって製品の製造時に時系列データと製品データを関連付け、時系列データと製品データから合成して得られる、プラント全体・工程毎・ロット毎3つのビューを提供する製造管理データベースについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-07-18

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