EDR日本語単語辞書を用いて形態素解析と統語解析を行なうシステム

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概要

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従来の自然言語解析システムではそれぞれ独自の辞書や文法を用いていたが、これらの資源の開発には多大なコストがかかるため、研究者間の資源の共有が求められている。辞書については、EDR日本語単語辞書と呼ばれる大規模な電子化辞書がすでに開発されている。ところが、この辞書を対象とした文法はまだ十分に整備されていない。本研究ではEDR辞書を対象とした日本語文法の作成し、これを用いた形態素解析と統語解析を行なうシステムの開発を目的とし、研究を行なった。本稿では、その概要を述べるとともに、作成した文法を用いての解析実験の結果を報告する。また、実験過程で、EDR辞書にもまだ不備と思われる点があることがわかったので、それらについての対処方法を述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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