統計的手法による文書画像中の領域解釈

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概要

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近年の計算機技術の発展により、新聞、雑誌など多様な文書から必要な情報を効果的に抽出し、利用しようという文書画像認識の研究が盛んに行われている。文書画像認識の研究において、領域分割と領域解釈は重要な処理である。前者は性質の異なるデータ領域を分割し、後者は分割されたデータ領域の内容を分類する。本研究では、主に後者について検討する。文書画像中の文字、図、表、写真の各領域の特定はこれまでBWBランレングスを用いる手法などが報告されているが、図と表の判別などにおいては必ずしも精度はよくない。本研究では、微視的方向成分を表す2×2のパターンの出現頻度を用いて、統計的に領域を判別する方法を提案する。
社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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