スペクトル解析による1次セルオートマンの分類
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概要
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Wolframは1次元セルオートマトンを、その振る舞いを力学系のアトラクタと対応づけることにより、4つのクラスに分類することを試みた。クラス1とクラス2は規則的な振る舞いを示すため時間発展パターンの目視による判別が容易であるが、クラス3とクデス4は共に複雑な振る舞いを示すためその判別は容易ではない。そこで本研究では、ランダム境界条件を導入し、スペクトル解析によってクラス3とクラス4を判別することを試みた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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