日本語ワープロを教材にしたコンピュータサイエンス入門講座
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概要
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本学科では,数年前からコンピュータの動作原理を概説するための科目「コンピュータ科学論」を開講している.当初は,コンピュータのハードウェアおよびソフトウェア全般を網羅した形で,講義を進めていた.テキストとしては,例えば「情報処理システム入門」を用いていた.しかし,このような授業形態では専門用語の解説がおもになり,基礎的な理論まで踏み込むことができなかった.一方,米国を始め,我が国でも,学問としてのコンピュータサイエンスを教授する必要性が高まりあった.そこで,当科目の内容を,コンピュータサイエンスをベースにしたカリキュラムに改訂した.しかし抽象的な講義に片寄った結果,学生の理解力不足という問題に直面した.このため,今回,具体的な題材によって理解力を高めるために,日本語ワープロを用いることにした.これによって,以前よりも高い教育効果が生じることがわかった.
- 1995-09-20
著者
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