日英対話翻訳における意味構造変換手法
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概要
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対話の翻訳においては、原言語で述べられた諭理的意味内容や発話者の意図が正しく伝えられなければならない。しかし、文化的、社会的様式等の違いにより、各言語で同じ意図を表現するにも違った態度がとられることが自然であることがしばしばある。このような場合には、原言語における表現内容をそのまま翻訳しても、目的言語において自然な表現が得られない。この問題を解決するためには、対話の翻訳過程でどのような情報を発話から抽出しどのように活用すべきか、どのような要因が翻訳過程で影響をおよぼしているかが研究されなければならない。その第一段階として、翻訳に影響を及ぼしていると考えられる要因に対応させてパラメータを設定し、パラメータに基づいて、変換規則を分類し、変換規則の制御を行う意味構造変換方式を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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