高速データベースにおける言語処理方式

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概要

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近年、情報通信の高速化/計算機の高速化に伴い、メモリデータベース等による高速データベース(DB)の研究が進められている。高速性を満たす為には、言語処理方式に関してはインタプリタ方式よりも、コンパイル方式が適している。コンパイル方式をベースとする言語処理方式は、事前にSQLに対応した実行オブジェクト(ストアドプロシージャ, SP)を作成し、実行時には必要なSPを呼びだし実行するSP方式が一般的である。しかし、極めて高速性を要求される高速DBを対象とした場合、新たな言語処理方式が必要となる。また、DBの定義変更及びDBアクセスAPの追加/変更が頻繁に起こるDBでは、これらの変更に伴うAPの再コンパイルが、極力DB管理システム(DBMS)使用者の負担にならない形で提供する必要がある。本稿では、DBの定義変更及びDBアクセスAPの追加/変更に対応でき、かつ高速DBに適した言語処理方式を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-03-07

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